
石粉粘土に興味があるけど、どうやって使えば良いんだろう?
石粉粘土ってどんな性質があるの?
使いかけの石粉粘土って保存できるの?どれくらいの期間保存できるの?
初めて石粉粘土を使うとなると、わからないことが多いですよね。
この記事では、そのようなお悩みをお持ちの方向けに、石粉粘土のアレコレについて紹介していきます!
石粉粘土で作りたい物を作って、皆さまのお家時間がちょっぴりワクワクしたらいいなと思います(*^^*)
それでは早速参りましょう!
石粉粘土ってどんな特徴があるの?原材料は何?


まず初めに、石粉粘土の特徴を紹介するよ!
石粉粘土とは、石塑(せきそ)粘土とも言い、主原料は、その名のとおり石粉です。
非常に小さい石の粉で作られています。
乾燥すると、下の画像のように石膏や陶器のような質感に固まります。

においはほとんどなく、色は白い石のような色をしていますが、メーカーさんによって白味が強かったり、土色が強かったりします。
石粉粘土は、石膏や陶器のようなおしゃれな質感で固まるため、アロマストーン制作や、乾燥後に彫刻刀などで細かく削ったり、固まった後でも粘土を継ぎ足したりすることができ自由度が高いため、フィギュア製作などに適しています。

ちなみに上の画像のものはアロマストーンとして作ったよ!作り方は以下の記事を参考にしてね!
石粉粘土の安全性は大丈夫?対象年齢はあるの?

安全性
石粉粘土は、素手で扱って問題ありません。
しかし、発疹・かゆみ等がある場合は使用を中止するようにしてください。
また、使用後は必ず石けんで手を洗うようにしてください。
対象年齢
以下の画像の6種類の石粉粘土(プルミエ・Mr.クレイ・マイネッタ・アーチスタフォルモ・ラドール・ダイソーのもの)の袋の裏書きを実際に確認してみました。(2021.3.2時点)

【対象年齢】
- ダイソー・ラドール以外の石粉粘土・・・対象年齢の明確な記載はなしだが、「誤飲・窒息に注意」という旨の記載あり。
- ラドール・・・対象年齢の明確な記載はないが、「誤飲の危険がありますので、3才未満のお子様へは絶対に与えないでください」と記載あり。
- ダイソーの石粉粘土・・・対象年齢6才以上と記載あり。その他、「誤飲・窒息の危険がありますので、3才未満のお子様へは絶対に与えないでください」と記載あり。
確認した石粉粘土の中で、明確な対象年齢の記載があったのは、ダイソー(対象年齢6才以上)のみでした。
総合的に考えると、石粉粘土は誤飲の危険性のない小学生くらいから扱えると考えます。
小さなお子様が楽しむときは、必ず親御さんも一緒に見てあげてください。

石粉粘土を使う前に、対象年齢や注意書きを確認してから楽しんでね!
石粉粘土はどこで買えるの?

石粉粘土は以下のようなお店で買うことができます!
- 100円ショップ(ダイソー・セリアなど)
- 手芸用品店(ユザワヤなど)
- 大型雑貨店(東急ハンズなど)
- インターネットショップ(楽天、Amazonなど)
しかし、お店によっては取り扱いのないお店もありますので、事前に問い合わせた方が確実です。
私の家の近所にあるユザワヤさんでは、店頭での取り扱いはありませんでした。
また、石粉粘土は樹脂粘土やその他の粘土と比べると値段が安いので、お財布に優しくハンドメイドを楽しめるところがありがたいです!

100円ショップでも手軽に買えるけど、個人的に300~400円プラスして粘土メーカーさんの石粉粘土を買うのがおすすめだよ!粘土がより柔らかくなめらかだよ!ちなみに、私は普段インターネットショップで買っているよ!
石粉粘土を使うときに揃えたい基本の道具11選!

次に、揃えると、よりすてきな石粉粘土の作品ができあがる11個の基本の道具を紹介します!
ご参考までに、私が使用する道具やおすすめの道具のリンクも貼りました。
【揃えたい基本の道具11選】
- 粘土板
- 粘土用ヘラ・・・必須ではありません。ヘラで模様をつけたい場合に使います
- アクリル絵の具・・・必須ではありません。色を塗りたい場合に使います。
- 絵の具のパレット・・・必須ではありません。アクリル絵の具を塗る場合に使います。私は、レンジでチンするご飯の空箱をパレット代わりにしています。
- 筆・・・必須ではありません。アクリル絵の具を塗る場合に使います。

- ヤスリ・・・必須ではありません。乾燥後にヤスリで磨くと、表面が滑らかになります。
- 彫刻刀・・・必須ではありません。乾燥後に削って造形したい場合に使います。
- ニス・・・必須ではありません。作品に強度やツヤを出したい場合に使います。おすすめのニスは、こちらの記事にまとめました!
- ジップロックなどの密閉袋・・・石粉粘土の保存のために使います。詳しくはこの後解説します。

- キッチンペーパー・・・同上です。
- ポリラップ・・・同上です。

これで基本の準備はバッチリ!必須ではない道具もあるので、作りたい物に合わせて準備してみてね!次は、石粉粘土の使い方や着色方法を具体的に紹介していくよ!
超簡単!石粉粘土の使い方と色付け方法!

石粉粘土の使い方はとても簡単で、自分の好きな色に色を塗ることもできます!
【石粉粘土を使う手順】
- 石粉粘土を袋から使いたい分だけ取り出し、よくこねて柔らかくする
- 粘土に色を付けたい場合は、石粉粘土にアクリル絵の具をとり、よくこねて色を付ける
- 作りたい形に成形する
- 1日~数日程度自然乾燥させる
- 乾燥後、表面をなめらかに整えたり、形を変えたりしたい場合は、彫刻刀やヤスリで削って形を整える
- 色を塗りたい場合は、アクリル絵の具などで色を塗る
- ツヤや強度を出したい場合はニスを塗る

石粉粘土にアクリル絵の具を混ぜ込むと、下の画像のような優しい色合いに色付けできるよ!

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また、石粉粘土を使うときのポイントは以下の6つです!
【使うときの6つのポイント】
- 取り出した石粉粘土はすぐ成形せず、こねてから使う
- 石粉粘土が固いと感じるときは、水を混ぜて柔らかくしてから使う
- ひびが入ってしまった場合は、ひびを指や粘土用のヘラでなぞると埋められる。このとき、水をつけてなぞっても良い
- 乾燥後も粘土を盛って成形することができるので自由度が高い
- 乾燥後の色付けは、アクリル絵の具でなくても水彩絵の具や色鉛筆と何でもできる
- 乾燥後も水に溶ける性質がある
上記のことを意識しながら石粉粘土を使うと、より思い通りの作品を作れると思います!
石粉粘土は水に溶ける性質を利用して、下の画像のようにひびを埋めたり、粘土同士をくっつけたりすることができます。

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粘土がなじみづらい場合は、水をつけてなじませてね!
また、石粉粘土は乾燥すると絵の具・色鉛筆・クレヨン・・・と何でも色付けできるようになります。
下の画像は、乾燥後の石粉粘土に色鉛筆で柴犬の顔を描いたものです!


簡単にひび埋めや色付けができるから、お子さまも一緒に楽しむことができるね♪
使いかけの石粉粘土、どうやって保存するの?

石粉粘土ってどうしても1回では使い切れず、余ってしまいますよね。
石粉粘土をより長く楽しむために保存方法を紹介します!
【保存の手順】
- 石粉粘土をポリラップで包む
- 水で湿らせたキッチンペーパを用意する
- ジップロックなど密閉できる袋に「1」と「2」を入れ、空気を抜いて密閉する

私は、上の画像のような形で保存しています。
この方法で保存すれば少なくとも1ヶ月~数ヶ月は保存することができると思います!
時間が経って、石粉粘土が固くなってしまったときは、水を少し足してこねると粘土が柔らかくなります。
石粉粘土を保存するときのポイントは以下のとおりです!
【保存するときのポイント】
★キッチンペーパーは定期的に新しく湿らせたものと交換する

湿度を保って保存することで、石粉粘土をより長く楽しめるよ!
7種の石粉粘土を比較!おすすめはどれ?
石粉粘土、種類が多く、違いや使いやすさがわからない…
とお思いの方向けに、7種類の石粉粘土を実際にこねて、どのような特徴やデメリットがあるのかを比べました!
以下の記事から比較結果をご覧ください。
石粉粘土で簡単!アロマストーンを作ろう!

最後に、この記事の冒頭でもご紹介した、実際に私が作ったアロマストーンの作り方を紹介します。
作り方は、形を作って自然乾燥させるだけなのでとても簡単です!
お好みのアロマストーンが、皆さまの癒やしになれば嬉しいです(*^^*)

作り方は以下の記事を参考にしてね!
以上、石粉粘土をこれから始めてみたいという方向けに、石粉粘土の【使い方・色付け・保存方法】などを紹介してきました!
石粉粘土の使い方はとても簡単で、お子様でも手軽に楽しめるので、石粉粘土で皆さまのお家時間がちょっぴり楽しくなったらいいなと思います(*^^*)
何か参考になりましたら幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました☺
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