
レジンって何?どうやって使うの?
どんな道具が必要なのかな?
レジンって安全に使えるの?気を付けた方がいいことはある?
初めてレジンを使うとなると、わからないことがたくさんありますよね。
この記事では、少しでもそのようなお悩みを解消できるよう、
- レジンの使い方(意外と簡単に使えます!)
- レジンを使う上で揃えたい道具
- レジンを使う上での注意点
などについてご紹介していきます。
レジンを使いこなして、皆さまの作品がより思い通りのものになればいいなと思います(*^^*)
それでは早速参りましょう!
レジンって何?

レジンは、透明な液体状をしています。
このレジン液を硬化させ、ハンドメイドアクセサリーなどを制作します。
レジンは、ガラスのようにきれいに硬化しますが、硬化後に落としても割れないので、その点では、安心してアクセサリーやミニチュア作品などに使うことができます。

レジンの硬化方法は、この後紹介していくよ!

主な【2種類のレジン】についてご紹介!


次に、ハンドメイドで使用される、以下の主な2種類のレジンについて紹介していくよ!
【ハンドメイドで使用される主な2種類のレジン】
- UV–LEDレジン(おすすめ!)
- エポキシレジン/エポキシ樹脂
UV-LEDレジン(おすすめ!)
UV-LEDレジンの特徴は、以下のとおりです!
【UV-LEDレジンの特徴】
- 紫外線(UVライトまたはUV–LEDライト)で硬化する
- 硬化時間は、レジンの種類や厚みにもよるが、UVライト使用時はおよそ2〜4分、UV-LEDライト使用時はおよそ30秒〜2分、太陽光(晴天時)ではおよそ30秒〜2分
- 着色した場合は、上記より少し硬化時間がかかる
- 1液性レジン(1つのレジン液のみで硬化する)
商品例は、パジコさんの「星の雫」「太陽の雫」「月の雫」などです。
UV-LEDレジンのメリットとデメリットを表にまとめました。
UV-LEDレジンのメリット | UV-LEDレジンのデメリット |
---|---|
・1液性レジンなので扱うのが簡単 ・硬化時間が早い | ・あまり厚みがあると硬化しづらいため、少量ずつ、何回かに分けて硬化させる必要がある ・皮膚につくと、アレルギーが起きる可能性がある |

UV-LEDレジンは簡単に、素早く、きれいに硬化するから、初心者さんにおすすめだよ!
参考ですが、ソフトレジンは、ハードレジンに比べて柔らかく、カッターで切ることができます。
エポキシレジン/エポキシ樹脂
エポキシレジン(エポキシ樹脂)の特徴は、以下のとおりです!
【エポキシレジン(エポキシ樹脂)の特徴】
- 2液性レジン(2種類のレジン液を決まった割合で混ぜることで、化学反応により硬化する)
- 硬化時間は、数時間〜数日かかる
- 化学反応によりゆっくり硬化するので、厚みがある作品をきれいに作ることができる
エポキシレジン(エポキシ樹脂)のメリットとデメリットを表にまとめてみました。
エポキシレジン(エポキシ樹脂)のメリット | エポキシレジン(エポキシ樹脂)のデメリット |
---|---|
・ゆっくりと硬化するため、ムラなくきれいに硬化する ・厚みのある作品でも問題なく硬化する | ・2液をムラなく、決まった割合で混ぜる手間がかかる ・硬化に数時間~数日の時間がかかる ・皮膚につくと、アレルギーが起きる可能性がある |

エポキシレジン(エポキシ樹脂)は、厚みのある作品に向いているよ!
レジンを使うときに確認したい【対象年齢は?】

パジコさんのレジンの袋の裏書きを確認したところ、対象年齢15歳以上と記載がありました。
レジンは火気厳禁であり、アレルギーの危険性もあるため、硬化するまでは注意して扱う必要があります。

レジンを使う際は、必ず対象年齢を確認した上で楽しんでね!
レジンを使う上で【どんな道具が必要?】

レジンを使ってみたいけど、どんな道具が必要なんだろう?
レジンでの作品制作のために必要な道具を揃えて、より良い作業環境を整えたいですよね。
次に、レジンを使う上で【必須な道具】と【あると便利な道具】を紹介していきます!
レジンを使う上で【必須な道具】
- UVライト、UV-LEDライト
太陽光よりも早くレジンを硬化させることができます。
使いたいレジンに合ったライトをご使用ください。
- シリコンマット
誤ってレジンをこぼしてしまったとき、シリコンマットの上であれば、レジンを硬化させることでレジンがきれいにはがれます。

- クッキングシート
シリコンマットの上にクッキングシートを敷いて、その上でレジンを扱うと、使い終わった際にそのまま捨てることができて便利です。

- つまようじ
レジンを着色するときにレジンをかき混ぜるのに使います。
- ゴム手袋やビニール手袋
レジンが手につかないようにするために使います。
手袋をしていても、完全に安全というわけではないのでお気をつけください。

私がレジンを扱うときは、これらの道具を全部使っているよ!
レジンを使う上で【あると便利な道具】
- シリコンレジン型
レジンの型です。キューブや雫型など色々な形のシリコンレジン型があります。

- ヤスリ
はみ出してしまったレジンを削ったり、削ってマットな質感に仕上げたりするために使用します。

- レジン専用液体着色剤
レジンは、アクリル絵の具や水彩絵の具でも着色できますが、レジン専用の着色剤を使うと、より高い透明度を残したまま着色することができます。
- 調色スティック
レジンを着色するときにレジンをかき混ぜるための専用スティックです。
私はつまようじで代用しています。
- 調色パレット
レジン専用のパレットです。使用後はレジンを硬化させることで、パレットからレジンをきれいにはがすことができます。
- パーツやストーン、ドライフラワー
レジンの中に入れると、より作品に色が出ます。


私がこの中で主に使うのは、シリコンレジン型、ヤスリ、レジン専用液体着色剤の3つだよ!
意外と簡単【レジンの使い方】をご紹介!

レジンの使い方
レジンは初心者さんでも簡単に使うことができます。
使い方は、以下のとおりです!
【レジンを使う手順】
- 容器から、レジンをシリコンレジン型やレジン専用のパレットの上などに出す
- 着色したい場合は、着色剤を混ぜる
- レジンに気泡が入ってしまった場合は、つまようじでつぶしたり、ヒーターなどで軽く暖めたりして気泡を消す
- レジンを型に入れたい場合は入れ、UV–LEDライトや太陽光で硬化させる

レジンは、安全に配慮してさえいれば、簡単に使うことができるよ!

レジンを着色するときのポイント

次に、レジンを着色するときのポイントを紹介するよ!
レジンは、着色剤をレジンに混ぜるだけで簡単に着色できます。
レジンの着色には、以下のようなものが使用できます。
【レジンの着色剤の種類】
- レジン専用液体着色剤(おすすめ!)
- アクリル絵の具
- 水彩絵の具 など
つまようじや調色スティックを使用して、着色剤をレジンに混ぜて着色してから硬化させます。
レジンを着色するときのポイントは以下のとおりです。
- レジンをアクリル絵の具や水彩絵の具で着色すると多少濁る
- アクリル絵の具など、専用の着色剤以外で着色すると、硬化直後熱を持ちやすいので注意が必要
- より高い透明度を残して着色したいのであれば、レジン専用液体着色剤で着色するか、最初から色がついているカラーレジンを使用するのがおすすめ
- レジンに気泡が入らないようにやさしく混ぜながら着色する

以下の画像は、アクリル絵の具で着色したレジンと、専用着色剤で着色したレジンを比較したものだよ!

やはり、専用着色剤の方がきれいに着色できるのでおすすめです!
レジンを使う際の【2つの注意点】

レジンを使う際は、以下の2点にお気をつけください。
《レジンを使う際の2つの注意点》
- 換気をしながら使用する
- レジンが肌に直接つかないようにする
換気をしながらレジンを使用する
レジンには、特有のにおいがあります。
換気をしながら作業を行い、気分が悪くならないようにしましょう。
レジンが肌に直接つかないようにする
レジンによりアレルギーが発症することがあります。
レジンを使用する際は、必ずゴム手袋やビニール手袋をしましょう。
ゴム手袋やビニール手袋をしていても、完全な密閉性がないものもあるので、万一レジンが、手袋や肌についてしまったときは、すぐに石けんを使ってよく洗い流してください。
レジンを使ってアクセサリーを作ろう!

ここまで、レジンの使い方について紹介してきました。

以下の記事では、レジンを使用したネックレスの作り方を紹介しているよ!興味があれば見てみてね!
レジンは、100均でも購入することができ、初心者の方でもとても手軽に始めることができます。
ぜひ思い思いに楽しんでいただければと思います!
関連記事【100均(ダイソー)のレジンと星の雫どちらがおすすめ?】

以下の記事では、【100均(ダイソー)のレジン】と、パジコさんの【星の雫】を比較しています。
実際に使用してみた感想や、私のおすすめをまとめています。
よりよい作品作りのお役に立てましたら幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました☺
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